Shouldbeefileは、テストのシナリオを記述したMarkdown形式のファイルのことで、 コマンドライン版ShouldBeeでテストを行う際に使用します。

Shouldbeefileの形式

Shouldbeefileは3つのパートからなります。

  1. テスト環境設定
  2. シナリオ
  3. コメント

shouldbeefile-format.png

1. テスト環境設定

テスト実行には、urlenvrionment の2つの設定をShouldbeefileにリスト形式で書きます。

例:

* url: http://shouldbee.at/tutorial/
* environment: windows:chrome

urlは、テスト対象サイトのURLです。 environmentには、テストを実行するOSとブラウザの組み合わせの識別子を指定します。識別子についてはご利用可能なブラウザとOSをご覧ください。

2. シナリオ

シナリオは、テスト実施の手順を記述する部分です。

  • ``` で囲まれたコードブロックがひとつのシナリオとして実行されます。
  • 1行ごとに1ステップの処理を書きます。

例:

```
「/login」に移動する
「username」フィールドに「admin」と入力する
「password」フィールドに「pass」と入力する
「ログイン」ボタンをクリックする
画面に「管理メニュー」と表示されていること
```

3. コメント

コメントの部分は見出しを書いたり、ドキュメントを残したりするために使います。

  • コードブロック以外の部分は、コメント扱いになります。
  • コードブロック内でも、# で始まる行はコメント扱いにになります。